目が疲れた日に。「攅竹」を押してみる

毎日のセルフケア

パソコンやスマホを見続けて、目のまわりが重たい。そんな日に覚えておきたいのが、眉頭にある攅竹(さんちく/BL2)です。

私は美容鍼の施術や、仕上げの顔まわりのマッサージでもよく使っています。自分でも、パソコン作業のあとや、FPSをやりすぎて目が疲れたときに押しています。笑

今日は、このツボ一つだけ覚えて帰ってください。

場所は、眉毛のいちばん内側

攅竹は、左右の眉毛の内側端、眉頭にあるくぼみです。鏡を見ながら、鼻に近い眉毛の端へ指の腹をそっと当ててみてください。

WHOの標準位置でも、眉毛の内側端のくぼみとされています。目の上の骨の縁が目安で、眼球やまぶたを押す場所ではありません。

「ず〜ん」は、強く押す合図ではありません

自宅では鍼を使わず、清潔な親指や人差し指の腹で。眉頭の骨の縁に指を当て、数秒ゆっくり押して、離す。それを数回で十分です。

私は「痛気持ちいい」より、少し「ず〜ん」と響くくらいの感覚が好みです。ただし、これは私の感覚。響きを求めて力を足す必要はありません。

心地よい軽い圧にとどめ、眼球を圧迫しないこと。強いほど効くわけではないので、痛みがあれば中止し、傷や炎症のある場所は避けてください。

目の疲れと、顔の力が抜ける感じ

攅竹は、目の疲れや顔まわりの不調に使われてきたツボです。実は、パソコンなどの画面作業による眼精疲労について、攅竹を含む複数のツボをマッサージした研究もあります。

ただ、攅竹だけを自分で押せば確実に改善する、と証明されたわけではありません。

眉の周囲には、まぶたを閉じる眼輪筋、眉を寄せる皺眉筋、眉を上げる前頭筋などが関わっています。眼窩上神経など、感覚を伝える神経も通る繊細な場所です。

画面に集中して、眉間まで頑張っていることもありますよね。

私は押したときに少し力が抜ける感じがあり、リラックスにも使いやすいと感じています。これは個人の実感です。ふっと顔の力を抜く、そのきっかけとして好きなツボなんです。

手にある合谷の記事でも、目を酷使した日の話に触れています。

目の不調を、疲れだけで片づけない

急な視力低下や視野の異常、強い眼痛、ひどい充血、異常なまぶしさ、外傷、強い頭痛や吐き気を伴う場合は、押さずに速やかに眼科や救急へ相談してください。

疲れが続く場合も、眼鏡やコンタクトの度数、ドライアイ、目の病気、長時間の画面作業など原因はさまざま。ツボ押しだけで様子を見ず、眼科で確認を。

「今日は目を使ったな」という日に、画面から少し離れて眉頭へそっと手を添える。攅竹を、目と顔を休ませる合図にしてみてください。

毎日に、ちょっと東洋医学。

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