「今日はなんとなく身体が軽い」
「仕事が妙にはかどる」
「いつもより頭が働く」
そんな日、ありませんか?
反対に、特に大きな病気をしているわけでもないのに、「今日はなんかダメだな」という日もあります。
この違いを考えると、私にとって大きいものの一つは、やっぱり睡眠です。
今日は「調子が良かった理由」を考えてみます。
N先生の「睡眠は最大の補法」
学生時代にお世話になったN先生が、よく使っていた言葉があります。
「睡眠は最大の補法」
補法というのは、東洋医学で、不足しているものを補い、弱った働きを支えるような考え方です。
これは医学的に順位が決まっているという話ではなく、先生から教わった、今でも印象に残っている言葉です。
私は、本当にその通りだなと感じています。
何か施術をするより先に、まずちゃんと眠ることが、身体を立て直す助けになることもある。
もちろん、睡眠が治療の代わりになるという意味ではありません。でも、身体のために何かを足す前に、眠る時間が足りているかは見ておきたいんです。
以前の「疲れている日に『何かする』より、休んだ方がいいこともある」にも通じる話ですね。
寝不足に「慣れた」としても
私自身、睡眠時間が少なくなると、一日のパフォーマンスが明らかに落ちると感じます。
ただ、それが続くと、「まあ、こんなもんか」と思ってしまうこともあります。
睡眠不足は、集中力や記憶、判断、反応の速さ、作業効率などに影響します。本人が「普通に動けている」と感じていても、影響がないとは限りません。
寝不足が続いたあと、久しぶりに十分眠れた日を思い出してみてください。
頭がすっきりする。イライラしにくい。仕事や家事が進みやすい。
そんな違いに気づく人もいるかもしれません。
必要な睡眠時間には個人差があり、「8時間眠れば全員絶好調」というわけではありません。時間だけでなく、起きたときや日中の様子も見ておきたいところです。
酔って早く寝たら、よく眠れた?
もう一つ、私が違いを感じるのがお酒です。
飲んだ日と飲まなかった日では、同じくらいベッドにいても、翌朝の感覚が違うことがあります。
アルコールで眠気が出て、寝つきやすく感じる場合はあります。ただ、研究では夜の後半に目が覚めやすくなるなど、眠りを乱すことも報告されています。
つまり、「酔って早く寝た=よく眠れた」とは限らない。
飲んだ自分を責めるためではなく、翌日の身体がどうだったかを見てみる。そうすると、自分にとっての違いが分かることもあると思います。
「良かった理由」も、少し集めてみる
もちろん、体調は睡眠だけで決まりません。
食事、運動、仕事量、ストレス、飲酒、気候。いろいろな条件が重なっています。
昨日はよく眠れた。お酒を飲まなかった。食べすぎなかった。少し身体を動かした。仕事が早く終わった。楽しい時間があった。
どれか一つを正解にせず、「こういう日、調子がいいかも」を少しずつ知っていく。
東洋医学でも、睡眠や食欲、便通、冷えや熱、疲れ方など、日常の変化を身体を見る材料にします。
「今日はどこが悪い?」だけでなく、「昨日と何が違った?」と振り返ってもいいんですよね。
なお、眠れない状態や強い日中の眠気、休んでも取れない疲れが続く場合は、医療機関へ相談してください。
……ここまで睡眠の大切さを書いておいてなんですが。
私はゲームが好きなので、Call of Dutyの新作が出る時期には、つい夜更かしが増えそうです。自らパフォーマンス低下期間に入りかねません。笑
分かっていても、できない日がある。
それも含めて身体の変化に気づき、「今日は切り上げて寝よう」と戻ってこられればいいと思います。
毎日を完璧に管理するより、自分の調子が良くなる条件を、少しずつ知っていく。
毎日に、ちょっと東洋医学。


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