皆さん想像してみて下さい。
・調理中にほんの少し包丁で指を切ってしまった。
・本棚を整理している時に、足の上に一冊本が落ちてくる
・子ども一緒に遊んでいたらテンション上がった子どもの手がおでこに直撃する
さぁこんな時に最初にとるリアクションはなんですか？？
ほとんどの方が『ケガ』をした部位に対して
『おさえる・さする・なめる』
↑のような行動をとるのではないでしょうか？
これが本能的、そして原始的な治療のはじまりです。
痛いの痛いの飛んでいけ
不思議なもので痛いと感じた場所をおさえていたり、さすったりしているとなんだかちょっと痛みが和らいだり、なんともなくなったりしませんか？
実はこの現象にはしっかりと『ゲートコントロール理論(セオリー)』という名前あります。
簡単に説明すると痛みの感覚を別の感覚で誤魔化しちゃおうって感じです。(簡単過ぎごめんなさい笑。)
そうやって小さなケガや体の不調を昔々の人々はしのいでいたんですね。
外傷があればその傷を覆う。
ですがそれ以外の大きな病気などはどうでしょう？
見ただけでは原因が特定できない病の場合です。
悪い霊の仕業
急に胡散臭いですが、原因がわからない病に冒された時に、古代の人は悪い霊の仕業という考え方を
していたようです。
なので治療はその悪いもの『祓う(はらう)』という行為になっていきました。
祓うというとなんだか呪術廻戦みたいですね。完結して淋しいですね。
余談ですが私は『ななみん』推しです。変なメガネしてますがかっこいいです。笑
『気』の思想の誕生
目には見えないもの(悪い霊)が原因で病が起きる。
その考え方は時間が経つと『気』という思想を生み出します。
東洋医学を語る上で避けては通れない概念です。
『気』＝体の内外を絶えず流れるエネルギーと思って頂ければ入門編としては間違いないかと思います
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